痔の手術を手術を受ける前に知っておきたい情報集
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手術の流れは?

問診や診察、検査が終了すると、いよいよ痔の手術になります。痔の手術では、長期入院する場合はほとんどありません。また、技術の発展により患者さんの負担を少なくする、日帰り手術も可能な病院も増えています。

しかし、いったいどのようなフローで進めていくのでしょうか?参考までに一例を紹介しますので、ご覧ください。

痔の日帰り手術の手順

1.手術の予約
診察終了後、手術の日程を決定。また、血液検査も行います。血液検査では、手術を実施する上での問題がないかを確認しつつ、他の疾患がないかも調べます。

2.手術前日
指示された場合は、下剤を服用します。下剤は夜飲むことが多いようですが、通常通りの食事は可能です。

3.手術当日
午前の手術の場合は朝から、午後の手術の場合は昼から食事を制限します。

4.手術
症状や手術法にもよりますが、所要時間は1時間弱です。

5.手術終了
手術が終わったら、結果や完治するまでの生活などにかんして、担当医からの説明があります。また、麻酔が効いていますのでベッドで2~3時間は安静に。麻酔が切れ、しびれがなくなったらトイレに行くことも可能です。

以上が、大まかな日帰り手術のフローです。手術当日の入浴はできませんので、注意しましょう。また体力も消耗していますし、麻酔もしていますから、車の運転や運動などは控えた方がよいかと思います。さらに刺激物・アルコールの摂取はやめましょう。

痔の種類によって異なる手術方法

痔の種類や、症状の程度によって外科手術の方法は異なってきます。なかには薬で治る方もいますが、どうしても手術をしなければならない場合もあります。ここでは代表的な痔の種類ごとに、手術の方法について紹介します。

痔核(いぼ痔)

手術の方法が多彩なのが、痔核の場合です。以下がその概要ですので、ご覧ください。

  • 注射療法…薬品を注射し、患部を硬化・縮小させる。
  • 凍結療法…冷気をあて、患部を壊死させる。
  • 輪ゴム療法…患部を輪ゴムで縛り、壊死させる。
  • PPH法…専用の機械を使って、肛門の内部で患部を切除する。
  • ICG併用半導体レーザー療法…レーザーで痔核を焼く。
  • 切除手術…患部を切除する。

裂肛(切れ痔)

わずか数分で終わるような軽い手術が多く、ほとんどが日帰りになるようです。ただし、進行した切れ痔は、肛門に指が入らないほど狭くなります。そのため肛門周辺の皮膚を切り取り、別途切除した患部に移植するなど、肛門を広げる施術が必要なケースもあります。

痔ろう(あな痔)

肛門括約筋を切除。膿を出し、ろう管を除去します。

※紹介している内容はあくまで一例です。手術の流れや回復期間などは、病院や医師によって異なります。詳しいことは病院や担当医師に問い合わせてみてください。