痔の手術を手術を受ける前に知っておきたい情報集
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回復までの期間は?

痔の手術後のケアは、どのようにしていけばいいのでしょうか。

まずは日帰り手術の場合を、ご紹介します。

日帰り手術なら翌日から仕事が可能

手術翌日は、消毒のために通院します。また、翌日からはシャワーを浴びることができ、入浴もできます。ただし、入浴の際には、あらかじめ渡されていた消毒薬をつかって患部を消毒しましょう。食事制限も特にありません。アルコールの摂取も可能ですが、飲みすぎないよう注意しましょう。

気になる仕事への影響ですが、事務的な仕事でしたら翌日からふだんと変わらず仕事をすることが可能です。手術のためにお仕事をセーブする必要はありません。むしろ、歩く程度の軽い運動は血行をよくするので、便秘予防の点では悪くはないといえるでしょう。

しかし、仕事が肉体労働の場合や、出張で長距離運転が必要…という方は、いつ頃からお仕事をはじめたらいいのかは、判断が難しいところです。無理をすれば、出血をともなう合併症を起こすこともあります。もちろん、必ずしもすべての方が合併症になるわけではありません。傷が完治するまでお仕事を休む余裕がない方もいらしゃるでしょうから、まずは医師と相談しましょう。

手術後の下痢や便秘に注意

手術後特に大切なことは、「傷が治る1ヶ月前後までは肛門に強い力を加えないこと」です。たとえば、便秘などで力んで出そうとすると、肛門に強い力がかかってしまいます。ですから便秘がちな方でしたら、便を柔らかくする薬を飲みつつ、毎日便を出すようにしましょう。飲みすぎも禁物です。下痢になると逆効果ですので、軽い下剤を使い、量を調節しながら飲むのが肝要です。

痔ろうの場合は、下痢をすると痔が再発することがあります。痔ろうの方は、便秘よりも下痢に注意しましょう。また、肛門に強い腹圧をかけないことも大切です。重いものを持ったり、長時間座るのは、よくありません。自分の身体をしっかり守っていきましょう。

脱肛は完治まで時間がかかる

また、脱肛の場合はほかの手術とは違い、3日~1週間程度の入院が必要な場合があります。脱肛のできている場所にもよるので、医師に確認してください。仕事は、10日から2週間ほど休めば復帰できるでしょう。ともかく退院した翌週は自宅でゆっくりし、徐々に身体を慣らしていくことが大切です。

ちなみに通院ですが、退院した翌週は週2回くらい通院するケースが多いようです。それ以降は週に1回位の通院に減っていきます。完全に痛みがなくなるのは、手術してから1ヶ月前後程度。ただし人にもよるので、一概に言えません。若い方や傷の治りの早い人の場合は、3週間くらいで完治することも多いようです。

※紹介している内容はあくまで一例です。手術の流れや回復期間などは、病院や医師によって異なります。詳しいことは病院や担当医師に問い合わせてみてください。